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2023年11月3日~12月9日

平和で公正な環境にやさしい皆のための未来を求めて世界中の人々が力を合わせます。 自然エネルギー革命を全世界でパワーアップさせるため、ぜひ一緒にご参加ください!

大都市から南の島まで、世界中で一斉アクション「パワーアップ!気候危機は解決できる」が開催されます。気候危機の解決をめざす世界中の仲間たちと一緒に、新しい歴史をつくりましょう! 再生可能エネルギーを増やし、気候危機解決に向かうため、世界中の人々が力を合わせます。気候危機を加速させる化石燃料ではなく、再生可能エネルギーへのシフトを後押しし、すべての人にとってクリーンで公平な未来をつくるため、今こそ行動しましょう!

当初パワーアップのイベントは、11月3日と4日をクライマックスとして企画・開催が予定されていましたが、平和で公正、そして環境にやさしい全ての人のための世界を求め、COP28に向け、12月9日までアクションを延長し展開することになりました(日本での企画の多くは当初の予定通り11月4日に終了します)。

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経験豊富な活動家からイベント企画初心者の方に至るまで、350では、アクションを成功に導くための資料やリソースを提供しています。

世界中の何万もの仲間と一緒に気候マーチを開催したり、イベントに参加したり、これまでにないクリエイティブな企画をやってみたり。あなたのスタイルで「パワーアップ」の企画をつくりましょう!私たち350 Japanもお手伝いします。

気候危機はすでに起きています。、今年も日本でも熱中症で中学生が亡くなったり、これまでにない大雨で水害が起きたり、そしてカナダでは未曾有の山火事、リビアで4000人以上が亡くなる洪水が発生しました。

東京、ジャカルタ、ラム、リオデジャネイロ、インスタンブール、ベルリン、そしてニューオリンズ世界中の至るところから、私たちは富裕国に対し声を上げます。さまざまなイベントを通じ、富める国の政府に豊かになるうえで大量の二酸化炭素(CO2)を排出してきたことを指摘したうえ、化石燃料企業に与えてきた特権や富や土地を取り戻す大胆な政策を要請するのです。さらに私たちは、未来へのビジョンを語り合います。化石燃料企業前や公共の場で開催されるこれらのイベントに、ぜひご参加ください。お近くでイベントが開催されない場合、ご自分でイベントを企画してみませんか?

その裏で、気候変動の主な原因である化石燃料ビジネスを展開する商社や電力会社などは、記録的な利益をあげています。本来ならそのお金は、気候災害に苦しむ人々を救い、省エネや再エネ普及をもっと加速させるために使われるべきでした。 そして、政府は気候危機を解決するため、省エネルギーや再生可能エネルギーへの移行に、その責任を果たしていません。むしろ、汚い化石燃料や危険な原子力の既得権益を守ることに終始しています。

日本ではどうでしょうか?

残念ながら、日本のエネルギー政策「エネルギー基本計画」は、汚い化石燃料や危険な原子力に依存し、省エネルギーや再生可能エネルギーには消極的です。エネルギー政策を検討する政府の委員会にはCO2を大量に排出している製鉄会社の重役など産業界のメンバーが多くいますが、再エネへのシフトを求める市民の代表や若い世代はほとんどいません。まるで、肺がんを減らすための会議で、たばこ会社の重役たちが議論しているような状況なのです。

そのような「エネルギー基本計画」のもと、CO2や大気汚染物質の排出が最も多い石炭火力発電所を日本でこれからつくる計画があります。東京に本社のある電源開発が長崎県で計画している石炭火力発電所「GENESIS松島(ジェネシスまつしま)」がそれです。G7広島サミットでは、他の国が「2030年までに石炭火力発電ゼロ」を求めたのに対して、日本が反対したせいでこれが見送られたと報じられています(イギリスは来年2024年にも国内の石炭火力発電ゼロを達成する見込みです)。しかし、今の日本のエネルギー基本計画では、2030年時点で、日本の電気の約20%を石炭火力発電で賄う見通しになっているのです。

今こそ、石炭・石油・ガスへの依存をやめましょう。大気や環境や気候を汚してきた化石燃料企業たちに対策費用を負担させ、エネルギー転換をただちに進めるべきです。 皆で力を合わせ、よりよい世界を描きつつ、化石燃料企業がもたらした損害について責任を追及しましょう。日本のエネルギー基本計画は、早ければ今秋から来年にかけて見直しの議論が行われる予定です。 エネルギー基本計画に対して、ほんとうの解決策である再生可能エネルギーを求める声をあげましょう!

People protesting with renewable energy signs

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「パワーアップ」は、国際環境NGO 350.org と世界中のパートナー団体が主催しています。「パワーアップ」では、地域主導のムーブメントやグループ、コミュニティと連携し、市民の力と自然エネルギーによる解決策で、気候を破壊する化石燃料産業に立ち向かいます。専門家の報告から、公正かつ迅速な自然エネルギーの移行に必要な技術や資金はすでに存在するとわたしたちは確信しています。こうした技術や資金などを、化石燃料ではなく、地域コミュニティ主導の自然エネルギー事業へと振り向けることが必要とされているのです。

パワーアップでは、地域主導のムーブメントやグループ、コミュニティと連携し、市民の力と自然エネルギーによる解決策でもって、気候を破壊する化石燃料産業に立ち向います。 パートナー団体は、こちらからご覧いただけます。.

団体としてのご参加は【団体向けガイド】をご確認していただき、賛同団体になっていただける場合はこちらのフォームからご登録よろしくお願いします

ドバイで開催予定の国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に各国首脳が一堂に会する数週間前、化石燃料企業は最新の四半期利益を公表するからです。

エネルギー大手がかつてないほど莫大な利益を手にする一方、気候変動による被害や政治紛争、エネルギーの貧困、物価急騰による「生活費危機」といった、いくつもの危機に世界中の人々が直面しているのを、目の当たりにしてきました。しかも貪欲な化石燃料産業はその富を守り抜くため、世界中に暴力と抑圧行為を広げ、戦争の火に油を注いできたのです。 けれど困難な状況でも、私たちは前進します。その先により良い未来があることを知っているから、私たちは未来を築いていくのです。

気候危機の影響に直面する人々をよそに、化石燃料企業はかつてないほどの富を享受しています。また予算不足を理由に公正なエネルギー移行をためらう政府や産業界は、戦争のためなら常に潤沢な予算があるようです。だから私たちは、現状維持以外の選択肢は可能なのだと訴えるのです。COP28を控えるこの期間、私たちはあらゆる財政手段を講じるよう各国首脳に要請します。そして化石燃料産業の過剰な利益を取り戻し、自然エネルギーの発電量を大幅に引き上げるための資金とするよう促すのです。

エネルギー移行に必要な手段も資源も技術も全てそろっています。また風力および太陽光エネルギーの発電量は毎年上昇の一途を、その価格は下落の一途をたどっています。さらに、人権が尊重されない状況において気候正義を実現することなど、できないことも分かっています。今著しく欠如しているのは、欲と憎悪ではなく人々と地球のために動く政治意志なのです。現状維持以外の選択肢はあります。私たち皆のためのより良い世界は実現可能なのです。

あらゆる財政手段というのは、例えば課税強化、もしくは既存および新規の化石燃料事業への補助金や投資をすべて打ち切ることです。各国政府は、自然エネルギー革命を世界規模でパワーアップするためにこれらの資金を使うべきです。それにより、資源が平等に配分される公正で平和な世界を築いていけるからです。

Across the world, people are already leading the way towards a clean, just, peaceful and renewable world, using solutions to the climate crisis as tools of resistance against fossil fuels and injustice. Wherever you are, you can join an event or organise one.

参加する!

11月3(金・祝)~4日(土)は、世界的な化石燃料企業の決算報告の時期であり、また、次の国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の開催前でもあります。

そのため、このタイミングで世界各地においてアクションを開催し、資金を地域中心の自然エネルギー事業に投入する政治意志を示すよう、各国政府に求めることが重要となります。

世界中の誰もが「気候危機」と「生活費危機」の影響に直面しています。一方、化石燃料産業は莫大な利益を守ろうと、広報活動やロビーイングなどあらゆる手段を使って、本格的な気候対策を妨害し続けています。わたしたちは憤りや怒りを感じつつも、希望を持ち続けています。変化はすぐそこにあるからです。

気候災害に人々が苦しんでいるのに、化石燃料産業が大儲けし続けているのは不平等です。棚ぼた利益への課税を強化したり、石炭産業に投入していた資金を太陽光や風力の補助金に回すことで、公正・公平なエネルギー移行を速やかに進めるための資金を確保できます。

気候危機に取り組むための手段や技術や資金は全てそろっているのです。これ以上、石炭・石油・ガス会社に、自然エネルギー社会への移行を邪魔させるわけにはいきません。今年11月、エネルギー移行をパワーアップさせるため、街頭やオンライン上で集結します!

望む変化を達成するには、世界中の皆で協力し合うことが求められます。こうしたアクションの開催に慣れている人も今回が初めての人も、労働者も組合も、伝統的な暮らしを守る地域の人々も、全員の力が求められているのです。気候危機から自分たちの未来を守りたいと思う皆で一致団結し、その力を発揮すべき時です。

私たち皆が望む世界を、一緒にパワーアップ!

当初パワーアップは、2023年11月3日と4日の開催を予定していました。けれど世界に激しい暴力と深い悲しみが広がる中、このまま開催することが適切ではないと思われるイベントもありました。そのためパワーアップアクションの日程を調整できるよう、2023年11月3日から12月9日を開催期間に変更いたしました。

世界各地で200を上回るイベントが予定されています。アクションの開催に向け、時間をかけ準備してくださった主催者の皆さまに、心より感謝申し上げます。当初の予定通り開催されるイベントもあれば、日程を調整するイベントもあります。地理的文化的な背景から、パワーアップのイベント主催者および参加者の多くが暴力を終わらせるための活動に従事しているためです。

12月、1ヶ月にわたるアクションの勢いをそのままに、国連気候サミット(COP28)会場にて世界に向けて訴えかけます。「公正で環境にやさしい自然エネルギーで世界を支えることは可能なばかりか、私たち自身の手で実現できる」、と。

「気候危機の解決を目指すことと平和を希求することは、切り離すことなどできない」、と私たちは考えます。その両方を目指すアクションが、この1ヶ月で開催されることになるでしょう。世界中のいたるところで、化石燃料産業は暴力と抑圧を助長し、人々から自己決定権を奪ってきました。地域主導の解決策こそ、公正と平等と平和が確保された皆のための未来への鍵という確信を胸に、私たちは行動していきます。

目指すのは、幾世代にわたり受け継がれていく平和で持続可能な未来。パワーアップの1ヶ月間で、「地域のことは地域で決める」主体性や決定権を取り戻すという大志を抱いています。現状維持以外の選択肢はあります。私たち皆のためのより良い世界は実現可能なのです。

当初パワーアップは、化石燃料会社の決済の時期に合わせ2023年11月3日と4日をクライマックスにしての開催を予定していました。けれど世界に激しい暴力と深い悲しみが広がる今、このまま開催することが最適ではないと考えるイベント主催者の方もいました。そのためイベントの日程を調整できるよう、2023年の12月9日までを開催期間に変更いたしました。

現在、世界各地で200を上回るパワーアップイベントが予定されています。アクションの開催に向け、時間をかけ準備してくださった主催者の皆さまに、心より感謝申し上げます。当初の予定通り開催されるイベントもあれば、日程を調整するイベントもあります。世界中の地理的文化的な背景から、パワーアップのイベント主催者および参加者の多くが暴力を終わらせるための活動に従事しているためです。(日本では全てのイベントが予定通り開催されます。)

12月、1ヶ月にわたるアクションの勢いをそのままに、国連気候サミット(COP28)会場にて世界に向けて訴えかけます。「公正で環境にやさしい自然エネルギーで世界を支えることは可能なばかりか、私たち自身の手で実現できる」と。

「気候危機の解決を目指すことと平和を希求することは、切り離すことなどできない」と私たちは考えます。その両方を目指すアクションが、この1ヶ月で開催されることになるでしょう。

世界中のいたるところで、化石燃料産業は暴力と抑圧を助長し、人々から自由や権利を奪ってきました。地域主導の解決策こそ、公正と平等と平和が確保された皆のための未来への鍵という確信を胸に、私たちは行動していきます。

目指すのは、幾世代にわたり受け継がれていく平和で持続可能な未来。12月までのパワーアップで目指すのは、「自分たちの地域のことは自分たちで決める」という自治権や決定権を取り戻すということです。今の現状を受け入れる以外の選択肢があります。私たち、全ての人のためのより良い世界は実現可能なのです。

私たちの要求は至ってシンプルです。それは自然エネルギー100%社会。石炭・石油・ガスの迅速な廃止。全ての人に正義と平和と公正を保証しつつ、急ピッチでエネルギー移行を進めること。2030年までに自然エネルギーによる発電量を3倍に引き上げ、自然環境を守ること。私たちの願いは、「公正で誰もが利用できる自然エネルギーに支えられた住みよい地球」なのです。

解決策の一部は重要かつ明白です。現在富が集中している場所、つまり化石燃料産業の不当な利益を回収し、それを正義に根ざした自然エネルギー社会のために使うのです。そこで政府と各国代表に下記の内容を要請します:

  1. Pay Up – 化石燃料企業に代償を支払わせることを要請: 化石燃料企業が手にしてきた不当な利益は、人々に還元すべきです。各国政府は何よりもまず、不当な利益への課税を強化したうえ、石炭・石油・ガス企業への補助金や投融資を打ち切らなくてはいけません。その資金は、正義に根ざした自然エネルギーのための予算と支援のために使われるべきなのです。
  2. Power Up – 自然エネルギーへの投資を一気に増額するよう要請: 各国政府は地方や国や世界レベルにおいて、講じ得る全ての財政手段を通じ、財源を自然エネルギーに投じる必要があります。財源投入にあたっては、気候危機の規模と緊急性に見合うように、またグローバルに資金が公正に配分されるように配慮すべきです。また1.5度目標を達成できるよう、2030年までに自然エネルギーによる発電量を3倍に引き上げることも必要です。

気候危機は洪水や森林火災、熱帯暴風雨、干ばつといった気象事象を深刻化させています。でもそれだけではありません。社会にも深刻な影響を与えています。地球の気温が上昇すれば、食糧不足や水不足が発生し、それによって土地をめぐる紛争が起き、さらなる難民が生まれることになります。これは、すでに脆弱な地域や社会状況に置かれた人々にいっそう大きな打撃をもたらします。彼らの温室効果ガス排出量はごく僅かで、気候危機の原因とはほぼ無関係であったにもかかわらず、です。そのうえ、貪欲な化石燃料企業はその利益を守ろうと、戦争や暴力、経済的抑圧、環境破壊を助長してきたのです。

気候危機最悪のシナリオ回避に向けたチャンスを掴みたければ、各国政府の迅速な行動が必要です。2050年までに化石燃料を駆逐し、自然エネルギー100%を達成しなくてはいけません。また2030年までに自然エネルギーの発電量を3倍に、エネルギー効率を2倍に引き上げることも必要です。今こそ、石炭・石油・ガスに永遠の別れを告げるべき時なのです!

望む変化を起こすために必要なのは、世界中の皆が協力し合うこと。こうしたアクションの開催に慣れている人もそうでない人も、労働者も組合も、伝統的な暮らしを守る地域の人々も、全員の力が求められているのです。皆で一致団結し、その力を発揮すべき時です!

参加する!

私たちの要求は至ってシンプルです。それは自然エネルギー100%社会。石炭・石油・ガスの迅速な廃止。全ての人に正義と平和と公正を保証しつつ、急ピッチでエネルギー移行を進めること。2030年までに自然エネルギーによる発電量を3倍に引き上げ、自然環境を守ること。私たちの願いは、「公正で誰もが利用できる自然エネルギーに支えられた住みよい地球」なのです。

パワーアップで私たちが掲げる解決策は、明白です。化石燃料産業の不当かつ莫大な利益を回収し、それを正義に根ざした自然エネルギー社会のために使うことです。そこで政府と各国代表に下記の内容を要請します:

  1. Pay Up – 化石燃料企業に代償を支払わせることを要請: 化石燃料企業が手にしてきた不当かつ莫大な利益は、人々に還元すべきです。各国政府は何よりもまず、不当な利益への課税を強化したうえ、石炭・石油・ガス企業への補助金や投融資を打ち切らなくてはいけません。その資金は、公正さ・正義に根ざした自然エネルギーのための予算と支援のために使われるべきなのです。
  2. Power Up – 自然エネルギーへの投資を一気に増額するよう要請: 各国政府は地方や国や世界レベルにおいて、全ての財政手段を通じ、財源を自然エネルギーに投じる必要があります。財源投入にあたっては、気候危機の規模と緊急性に見合うように、またグローバルに資金が公正に配分されるように配慮すべきです。また1.5度目標を達成できるよう、2030年までに自然エネルギーによる発電量を3倍に引き上げることも必要です。

気候危機は洪水や森林火災、熱帯暴風雨、干ばつといった気象事象を深刻化させています。でもそれだけではありません。社会にも深刻な影響を与えています。地球の気温が上昇すれば、食糧不足や水不足が発生し、それによって土地をめぐる紛争が起き、さらなる難民が生まれることになります。これは、すでに脆弱な地域や社会状況に置かれた人々にいっそう大きな打撃をもたらします。彼らの温室効果ガス排出量はごく僅かで、気候危機の原因とはほぼ無関係であったにもかかわらず、です。今まで、貪欲な化石燃料企業はその利益を守ろうと、戦争や暴力、経済的抑圧、環境破壊を助長してきたのです。

気候危機の最悪シナリオの回避に向けたチャンスを掴むためには、各国政府の迅速な行動が必要です。2050年までに化石燃料の使用をやめし、自然エネルギー100%を達成することが必要です。また2030年までに自然エネルギーの発電量を3倍に、エネルギー効率を2倍に引き上げることも必要です。今こそ、石炭・石油・ガスの時代に別れを告げる時です。

私たちが望む変化を起こすために必要なのは、世界中の皆が協力し合うこと。こうしたアクションの開催に慣れている人もそうでない人も、会社勤めの人も学生も、伝統的な暮らしを守る地域の人々も、全員の力が求められているのです。同じ目標に向かいさまざまなアクションでその力を発揮すべき時です!

参加する!

地球上の全大陸で、人々は声をひとつに気候正義と革新的変化を求めます。すでに全世界で200以上のアクションが予定されています。下記にそのほんの一部をご紹介いたします。

  • サンフェルナンド(トリニダード・トバゴ): ハリケーンシーズンに続いて開催されるカリブ海地域のパワーアップでは、現地の市民団体が一致団結し、公正なエネルギー移行と気候変動への迅速な適応策を政府に求めます。サンフェルナンドの活動家たちは、トリニダード・トバゴの国有企業2社、ヘリテージ・ペトロリアム(Heritage Petroleum)とナショナル・ガス・カンパニー(National Gas Company)が国内各地にもたらしている被害について抗議します。
  • リオデジャネイロ(ブラジル): 製油所から流出した石油汚染について、漁船の乗って洋上から抗議します。そして「豊富な自然エネルギーで伝統的な漁村を活性化しよう。化石燃料への助成金はエネルギー移行のために」という、明確な抗議メッセージを伝えます。
  • ニューオリンズ(米国): 気候危機の解決を目指し「第一線」で活動してきた人々がニューオリンズに集結。自然エネルギーの未来への希望とビジョンを歓迎する祝祭と行進の「第二線イベント」を開催します。またイベントは、メキシコ湾周辺の化石燃料発電所に対する抗議の意志表示でもあります。
  • オタワ(カナダ): 世界の手本となるソーラーファームを設置し、自然エネルギーへの移行を加速させるよう政府に要請するため、オタワ周辺地域の人々はカナダの国会議事堂前に集合します。その際、化石燃料産業による排出量に上限(キャップ)を設けるよう求める10万筆の署名を国会に提出します。
  • 東京(日本): 日本政府に対し、本気の気候変動対策を求めるために、アーティスト、音楽家、哲学家、瞑想家、イラストレーター、デザイナーらが世界で最も多くの人が利用する新宿駅に集結し、音楽やアートの力で気候危機解決と自然エネルギーへの公正な移行を訴えます。
  • ジャカルタ(インドネシア): 大勢が集まる大規模集会そのものが、より環境にやさしく持続可能な未来を求める集団の声を象徴します。集会には、自然エネルギーに取り組む大統領候補も登場。また化石燃料企業の本社も訪れる予定です。
  • ラム(ケニア): 石炭火力発電所の建設予定地にて、現地の住民たちがクリエイティブなカルチャーショーを披露します。またダウ船(大型の木造帆船)によるレースも同時開催。イベントを通じ、自然エネルギーの普及と化石燃料事業の停止を要請します。
  • サソルバーグ(南アフリカ): 複数の環境団体で構成されるネットワーク「ヴァール環境正義同盟( Vaal Environmental Justice Alliance )」がパレードを主催。同時に、化石燃料と自然エネルギーの可能性を対象的に描いたミニ展示会や催し物も開催されます。
  • パリ(フランス): パリのパワーアップでは、化石燃料企業本社前で市民団体が一致団結。これら企業の超過利潤への課税と助成金廃止、自然エネルギー移行への資金提供を政府に要請します。
  • ベルリン(ドイツ): ロビー活動が盛んなベルリン中心部にて、活動家たちはダンスやアート、子ども向けのアクティビティという形で集団の力を発揮。これらを通じ、公正で民主的なエネルギー制度と気候解決策へのビジョンを示します。
  • 望む変化を起こすために必要なのは、世界中の皆が協力し合うこと。こうしたアクションの開催に慣れている人もそうでない人も、労働者も組合も、伝統的な暮らしを守る地域の人々も、全員の力が求められているのです。皆で一致団結し、その力を発揮すべき時です!

    力を合わせれば、もっとパワフルに、もっとクリエイティブに、そしてさらに団結していくことが可能になります。世界と地域社会が繁栄していくために切実に必要とされているのは、公正で環境にやさしい自然エネルギーの未来です。皆で声を大にして、そんな未来への移行に必要な資金を、化石燃料企業に負担させるよう求めていきましょう。

    参加する!

    パワーアップでは、11月4日までの約1ヶ月間、誰でも自由にイベントを企画し、Power UpのHP上のマップから参加いただくことが可能です。

    「イベントを企画する」といっても難しく考えなくて大丈夫です。ちょっとした気候危機関連のウェビナーを開いたり、ビーチクリーンを行ったり、同僚や友達とフォトアクションを楽しむだけでも十分です。どんな小さなアクションでも、それが誰かにとって非常に大事な一歩、そして気候変動ムーブメントの大きな一助となります。

    イベントマップから、お近くのイベントをお探しください:

    掲載されているイベントマップとイベントリストよりご確認ください。イベントによっては予約が必要なものもあるため、リンク先の詳細をご確認ください。

    また、お近くでイベントが見つからない方は、イベントの企画をご検討ください。【企画者向けガイド】 .

    もしご質問がある場合は、こちらまでご連絡ください:[email protected].

    ありがとうございます!団体の方が参加しやすいよう、参加方法を3つのポイントにまとめさせていただきました。【団体向けガイド】

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